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3.救急医療機関・救急病院 東京休日案内

3.救急医療機関

(1) 救急医療体制
救急医療については、患者の重症度によって、最も軽いものから順に初期、第二次、第三次の体制で対応することになっている。
初期、二次、三次というと、救急患者がその順に病院を転送されそうなイメージがあるが、そういう意味ではない(しかしもちろんそのようなケースも現実にはあり得る)。
@初期救急医療体制
休日や夜間における外来診療(入院の必要がない)ですむ救急患者に対応する。具体的には休日夜間急患センターや地域の医師会による在宅当番医が初期救急医療機関である。
A二次救急医療体制
入院治療を必要とする重症救急患者に対応する。都道府県を数地区に分割したものを二次医療圏と呼ぶが、その圏内の病院の輪番制などにより24時間体制をとる。
B三次救急医療体制
二次救急医療機関では対応できない重篤の救急患者に対応する。高度な診療機能をもつ24時間体制の救命救急センターである。
 
(2) 本サイトにおける「救急医療機関
本サイト内において救急医療機関と付記している病院は、上記@〜Bのすべての病院である。したがって、救急医療機関となっていても、輪番制の当番日以外は救急体制をとっていない病院も含んでいる。
 
(3) 健康なときに調べておく
急病になったときは、救急車を呼ぶのが最も手っ取り早いことは確かである。
しかし、周辺の@休日夜間急患センター、A輪番制でない二次救急医療機関とその診療科目、B救命救急センター、などの所在地と電話番号くらいは(できれば評判も)調べて控えておくとよい。救急隊員に希望する病院名を伝えることもできる。


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