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飛鳥地区の観光スポットの地図・交通アクセス・最寄駅・定休日・営業時間・電話番号・イベント情報・特色
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飛鳥エリアの観光スポットと特色
[飛鳥エリアの概要と特色]
・飛鳥(あすか)エリアは、古墳を始めとして飛鳥時代の遺跡が点在する日本で唯一の古代浪漫あふれるエリア。奈良盆地の南端、現在の明日香村の北部地域に都があった時代(592年~710年)を飛鳥時代という。古墳時代と奈良時代の間の時代。都といっても平城京のような大規模なものではなく、宮殿の建物群が狭い地域の中で転々としていた。4km四方程度の、のどかな農村地帯に古代遺跡が分散している。徒歩で回るには広すぎる。村内周遊巡回バス(かめバス)もあるが、機動性の高い電動レンタサイクルの利用がおすすめ。
[道の駅 飛鳥]
道の駅 飛鳥は、近鉄飛鳥駅前にある道の駅。国道169号の飛鳥駅前交差点の両側にある。2018年9月にオープンしたまだ新しい施設で、観光拠点となるようによく整備されている。観光案内所、農産物直売所、レストラン、レンタサイクル(明日香村レンタサイクル)とレンタカー(電気自動車)の営業所もある。これほどまとまった施設は村内には他にない。
[国営飛鳥歴史公園]
国営飛鳥歴史公園は、明日香村内の祝戸・石舞台・甘樫丘・高松塚周辺・キトラ古墳周辺の5地区に分散した広域公園。公園の内外の境界は田園風景に溶け込んでいてはっきりしない。
・高松塚周辺地区は、石室内壁画で知られる高松塚古墳周辺のエリアで、近鉄飛鳥駅から南へ徒歩圏内にある。高松塚古墳(8世紀初頭)で石室内絵画が発見されたのは1972年のこと。古墳は外から眺められるだけだが、高松塚絵画館で石室内にあった壁画の模写が見学できる(本物は修復作業中)。入館料300円。国営飛鳥歴史公園は公園全体のガイダンス施設で入館無料。最初にここに来て飛鳥歴史公園と飛鳥時代についての情報を整理することをお勧めする。近くにに珍しい八角形墳の中尾山古墳(8世紀初頭)もある。
・キトラ古墳周辺地区は、石室内壁画を取り出したキトラ古墳周辺のエリア。1983年にキトラ古墳の石室で壁画が発見された。キトラ古墳壁画体験館 四神の館で壁画を見学できる(期間限定)、入館料無料。キトラ古墳は外観見学自由。
・甘樫丘地区は、飛鳥川西岸の丘陵エリアで、展望台が2ヵ所ある。標高148mの甘樫丘展望台がおすすめ。麓との高低差は40mほどしかないが、遮るものがないため北方に大和三山や藤原京、東から南にかけて飛鳥京が見渡せる。甘樫丘には蘇我氏本家の邸宅があった。
・石舞台地区は、巨石でできた石室が露出している独特な石舞台古墳があるエリア。石舞台古墳は蘇我馬子の墓と言われる。古墳の中に入ることができる。入場料300円。普通の大型公園のような広い芝生広場がある。
・祝戸地区は、石舞台地区の南西にある丘陵エリアで、東展望台と西展望台がある。飛鳥京を南側から見渡す。展望台の標高は約200mで、甘樫丘の展望台よりも50mほど高い。5地区の中では見どころに欠しいエリア。
[飛鳥資料館]
飛鳥資料館は、飛鳥の歴史と文化を紹介・解説する国立施設。庭に飛鳥の各所で発見された石造物の実物大複製品が設置されている。飛鳥寺の北東約800mの場所に位置し、飛鳥の観光スポットの中では北端にある。月休、入館料300円。飛鳥資料館の東方500mのところに特別史跡の山田寺跡(7世紀半ば~明治廃仏毀釈)がある。
[飛鳥寺]
飛鳥寺は、有力豪族の蘇我馬子が建立した日本で最初の大寺院。7世紀初めから飛鳥大仏がたびたび修理を受けながらも鎮座している。拝観料350円。
 
[飛鳥水落遺跡]
・飛鳥水落遺跡は、飛鳥寺の近くにある飛鳥時代の水時計の遺構。中大兄皇子(後の天智天皇)が建造した装置と推定されている。見学自由。すぐそばに明日香村埋蔵文化財展示室がある、入館無料。農産物直売所の「あすか夢の楽市」が隣接している。
[万葉文化館]
万葉文化館は、万葉集に焦点をあてた県立歴史博物館。月休、入館無料、常設展観覧料600円。
 
[飛鳥板蓋宮跡]
・飛鳥板蓋宮跡は、飛鳥時代の宮殿跡で、645年の乙巳の変(大化の改新 )があった場所。飛鳥時代の宮殿はこの場所にあった期間が長い。見学自由。
[橿原考古学研究所附属博物館]
橿原考古学研究所附属博物館は、初代神武天皇を祀る橿原神宮のそばにある奈良県立博物館。県内遺跡からの旧石器時代から室町時代にわたる出土品などを展示・解説している。月休、入館料400円。
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飛鳥エリアの観光スポット・観光名所一覧