纒向遺跡は、奈良盆地東南部にある古代遺跡
 
 
[営業情報]
休業日
無休
時間
料金
リンク
公式サイト
史跡
 
 
休日カレンダー
[桜井市立埋蔵文化財センター]
       
桜井市立埋蔵文化財センターは、纒向遺跡の約1.5km南にある考古博物館。纒向遺跡をはじめとする桜井市の埋蔵文化財の発掘調査の成果を展示している。
・休館日:月火(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始
・料金:一般300円 小中学生150円
   
   
   
[写真]
 
  
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[アクセス]
最寄駅
JR桜井線(万葉まほろば線):巻向
駐車場
住所
奈良県桜井市箸中
TEL
0744-42-6005(桜井市立埋蔵文化財センター)
地図
[コメント]
・纒向遺跡(まきむくいせき)は、JR桜井線巻向駅の周辺一帯にある弥生時代後期から古墳時代前期にかけての古代遺跡。遺跡の範囲は、東西約2km、南北約1.5km。まだ部分的にしか発掘調査がなされていないが、邪馬台国の最有力候補地となっている。2013年に一部が史跡に指定された。
・3世紀初頭に突如出現し、4世紀はじめにかけて営まれた、大規模な集落跡である。多数の規格性のある掘立柱建物跡、東海・出雲・関東・吉備・北部九州など全国各地の土器の出土、箸墓古墳(後述)や纒向古墳群など出現期の古墳の集積など、古代国家(ヤマト政権)の誕生を示唆するものが多い。
・纒向古墳群は、弥生時代末期から古墳時代初めの出現期古墳群。纒向石塚古墳・ホケノ山古墳・纒向矢塚古墳・纒向勝山古墳・東田大塚古墳等からなる。2006年に史跡に指定された。全長96mの纒向石塚古墳では周溝からは農具・土木具、祭祀具、建築部材などが出土した。全長90mのホケノ山古墳は、木材で構築した木槨部分の周囲に石を積み上げるという珍しい構造の埋葬施設をもち、画文帯神獣鏡や鉄製武器などが副葬されていた。
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[箸墓古墳]
・箸墓古墳(はしはかこふん)は、纒向遺跡の南端にある全長290mの前方後円墳。箸墓古墳は宮内庁によって倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)の陵墓に指定・管理されている。墳丘周りの幅約10mの周濠が文化庁によって史跡に指定されている(陵墓は対象外)。
・築造時期は3世紀中期~後期で、邪馬台国の女王「卑弥呼」の墓である可能性がある。倭迹迹日百襲姫命は、第7代考霊天皇皇女で、第8代孝元天皇は異母兄(弟)。第10代崇神天皇の時代に神懸りになって言葉を発したという。また大物主神(三輪山の神)と結婚し、その正体(蛇)を見て座り込んだときに箸が陰(ほと)ついて死んだという(日本書記)。
[崇神天皇陵]
・第10代崇神天皇は、ヤマト王権(三輪王朝)の実際上の初代天皇と考えられる。崇神天皇の陵墓は、纒向遺跡の北東2km程度の所にある。
・第12代景行天皇陵も、そのすぐそばにある。
纒向遺跡の特色・休業日・開園時間・住所・電話番号・駐車場・地図・交通アクセス・イベント情報