横浜市の企画乗車券は、みなとみらい線1日乗車券とその派生乗車券が中心
横浜市の企画乗車券の一覧
・横浜のお得な切符の代表は、鉄道各社の一日乗車券などの企画チケット。東京23区と同様に、鉄道各社が観光やビジネスに使える横浜市内の企画乗車券を発売している。

・横浜の観光スポットは、従来からの山下公園・中華街エリアに加えて、近年はみなとみらいエリアの集客力が特段に高まっている。みなとみらい線(横浜高速鉄道)はこの新旧観光エリアを縦断しているので、みなとみらい線1日乗車券の利用価値は極めて高い。横浜高速鉄道は三セクであるが、東急も出資しており、開業当初から東急東横線と相互直通運転を行っている。

・鉄道各社からみなとみらい線との接続乗車券が出ている。東急、相鉄、東武、西武の各社は基本的にみなとみらい線までの往復乗車券+みなとみらい線一日乗車券の形のチケットを発売している。東急は、横濱中華街 旅グルメきっぷ(東急線1日乗車券+みなとみらい線1日乗車券+横浜中華街食事券)という企画乗車券も出している。

・JR東日本のヨコハマ・みなとみらいパスは、みなとみらい線に加えて距離を置いて並走するJR根岸線の横浜駅-新杉田駅間も乗り放題なので、JR桜木町駅や石川町駅を利用したい場合には有用、料金もリーズナブルなのでおすすめ。京急の横浜1DAYきっぷは、京急沿線住民向けだが、横浜市営地下鉄も利用できる代わり料金は高め。

横浜市営地下鉄1日乗車券やその派生乗車券であるみなとブラリチケットは、どちらかと言えば横浜市民向けの企画乗車券で、観光スポット周遊向きではない。横浜市交通局はみなとみらい線を組み込んだ派生乗車券を販売していない。

・横浜市内のローカルな1日乗車券としては、シーサイドライン1日乗車券がある。シーサイドラインは東京湾岸南エリアを走る新交通システムで、沿線には三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド横浜・八景島シーパラダイス海の公園称名寺などがある。

・東急電鉄の東横線と田園都市線の一部は横浜市を通っている。東急は1日乗車券の東急ワンデーオープンチケットを発売しているが、これらの沿線区域は基本的に住宅街で、レジャースポットは少ない。
(注)情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。
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