おとなびは50歳以上の「おとな」の旅を「ナビ」するJR西日本の会員制クラブ(登録無料)
項目 おとなびの説明
名称 ・おとなびは「おとな」の旅を「ナビ」するJR西日本の会員制クラブ
費用 ・登録費用・入会金・年会費なし
入会資格 ・50歳以上
入会方法 ・J-WESTネット会員に会員登録する(無料)。満50歳以上の場合には自動的に「おとなび」会員となる。したがって「おとなび」会員はJ-WESTネット会員でもある。
J-WESTネット会員への登録方法 ・JRおでかけネットのトップページ右欄にある「J-WESTネット会員新規登録」ボタンをクリック。
→自分のメールアドレスを登録する。
→そのメルアド宛にJR西日本Club J-WEST事務局からのメールが届くから、その中の登録用URLをクリックする。
→会員規約画面が出るので内容を読んで、続行する場合は同意のボックスにチェックを入れてから「同意して次へ」ボタンをクリックする。
→名前などの個人情報を登録し、J-WESTパスワード(6文字~12文字)を設定する。デフォルトではメールマガジンを受取る設定になっているので不要であればチェックボックスをクリックしてチェックを外す。
・登録完了画面で自分の「J-WEST ID」(半角数字12ケタ)を確認して、パスワードと共に忘れないようにメモしておく。このIDとパスワードはJR西日本のネットサービスを利用する場合に共通して使用するもの。
J-WESTネット会員サービスの内容 ・JR西日本のインターネット切符予約システム「e5489(いいごよやく)」が利用できる。
・50歳以上の場合、おとなびサービスが利用できる。
・メルマガ配信が受けられる(上記したようにデフォルトでは受取る設定になっている)。
・ICOCAポイントサービスへの利用登録ができる(J-WESTネット会員でなくてもできるが時間がかかる)。
・会員専用ダウンロードコーナーで列車なの壁紙などがダウンロードできる。

・上記5項目のうち、50歳未満の場合に重要なサービスは一番上の「e5489」の利用のみ。いってみれば、J-WESTネット会員サービスの本質は「e5489」の利用会員にほかならない。JR西日本の発売する1日乗車券などのお得な切符には「e5489」専用のものもある。
・そして50歳以上は自動的に「おとなび」会員になってJ-WESTネットの「おとなび」サービス(下記参照)が受けられる。
「おとなび」サービスの内容 ・会員限定きっぷが購入できる。おとなびWEB早特(期間限定)は、7日前までに購入で山陽新幹線「のぞみ」や特急列車が3割引、「こだま」が6割引。北陸居住者向けのおとなび首都圏往復フリーきっぷなどがある。当日でも利用可能な「おとなび割引」(通年発売だがGW・お盆・年末年始は使えない)はJR西日本のジパング倶楽部(次の項目参照)に入会していれば利用できる。
・旅行会社の日本旅行とコラボした会員向け旅行所品がある。
・その他の特典。

・「おとなび」サービスで重要なのは、会員限定きっぷ。
ジパング倶楽部 ・ジパング倶楽部は、JR西日本の有料会員制クラブ。年会費が必要だが、全国のJR線のきっぷが年間最大3割引になるなど優待・特典の幅も大きい。ネットで入会手続きはできない。従前のアナログな郵送手続きによる。写真付き会員証が発行される。
・入会条件:男性65歳以上、女性60歳以上
・年会費:個人3840円、夫婦6410円
EX予約(エクスプレス予約) ・JR西日本のネット予約システムは、e5489だけでなく、新幹線専用のエクスプレス予約(有料)とスマートEX(無料)もある。3種類の似たような予約システムを平行運用しているわけで、相当人員に余裕があるのだろう。
・EX予約は、有料会員制(年会費1000円プラス税)の東海道・山陽新幹線(東京駅~博多駅)予約サービス。J-WESTカードまたはJR東海エキスプレスカードの入会を申し込むか、既に利用しているクレジットカード会社にエクスプレス予約サービスの付加を申込む。
・どの場合でも、パソコンかスマホで列車の指定席を割引価格で予約できる。このとき各列車・車両ごとの座席図を見て席を選べる点が大きなメリット。条件に会う席が見つからなければ、列車をずらせば見つかることが多い。予約した列車の発車時刻前なら無料で変更可能である点も大きい。予定より駅に早くついた場合に乗車する列車を繰り上げたりできる。
・専用のEX-ICカード(クレジットカードとは別)が送られてくるから、乗車する際にゲートでそのEX-ICカードをタッチすれば、紙の座席券(EXご利用票)がゲートから出現するからそれを取って入場する。下車駅では、EX-ICカードをタッチすればそのまま出られる。
スマートEX ・スマートEXは、2017年9月末から導入された新サービスで、JR西日本やJR東海のクレジットカードを申し込まなくても、手持ちのクレジットカードと交通系ICカードを利用してEX予約が利用できるようになった。ただし運賃は割引価格にならない。東海道・山陽新幹線にめったに乗らない人はこちらで十分だろう。
公式サイト JRおでかけネット(サービスが多岐にわたり、ツギハギだらけで、内容が整理されておらず、一方で苦情や訴訟を避けるためか説明が過剰な部分も多く、極めて分かりにくいサイトなので利用には注意が必要)
情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。
[スポンサード リンク]
チケットの料金・メリット・類似乗車券との比較・留意点・注意事項などの解説および沿線観光スポット情報