休業日

水曜休（祝日の場合は翌日）、12/29-1/1休、8月無休、下記カレンダー参照
2020/4/9-5/6臨時休園、5/31まで延長、6/1開園
2021/4/25-5/11臨時休園、5/31まで延長、6/20まで延長、6/21から再開、詳細は公式サイトを参照

営業時間

3-10月：9：00～17：00
11-2月：9：00～16：30

料金

入園料：大人600円　中学生以下無料

・兵庫県内在住の65歳以上は無料
・毎年3/21開園記念日（1951年開園）
・毎年10/3神戸観光の日　入園無料　←2020年・2022年は実施せず、2021年は10/4実施

年間パスポート/友の会

3000円

公式サイト

リンク

休日カレンダー

2020-2024年イベント

・2024/1/2-4　王子動物園オリジナルカレンダープレゼント、各日先着1000人
・2024/1/3臨時開園
・2024/2/10バレンタインイベント「ふれあいカピバラ温泉　ハート風呂」
・2024/2/17令和5年度ウィンターZOOコンサート
・毎年3/21開園記念日入園無料
・2024/3/23-5/31重要文化財・旧ハンター住宅内部公開
・2024/4/4-6夜桜通り抜け
18：00～20：30、南（駐車場）から北への一方通行、無料（桜募金100円）、動物は見られない。
・2023/6/24-8/15「天津・神戸」友好都市50周年特別展
・2023/8/11-13　トワイライトZOO～19：00
トワイライトZOO限定のお食事タイムなどを実施
・2023/8/22-11/3「天津・神戸」 友好都市50周年特別展Ⅱ
・2023/10/1-31重要文化財・旧ハンター住宅内部公開
・2023/10/3神戸観光の日　入園無料
・2020/12/20クリスマスZOOコンサート

最寄駅

阪急神戸線：王子公園（徒歩3分）　JR神戸線：灘（徒歩5分）

駐車場

王子公園駐車場390台

住所

兵庫県神戸市灘区王子町3-1

TEL

078-861-5624

地図

写真

神戸市立王子動物園

・神戸市立王子動物園は、神戸市街地中心部の高台にある公営動物園。
・面積8haのゆるやかに傾斜した園内に、約130種、800点の動物を展示している。インドゾウ・トラ・ライオン・チンパンジー・オランウータン・カバ・アメニキリン・ワニ・ヒグマ・ホッキョクグマ・アシカ・コアラなどの代表的な大型動物が揃っている。
・加えて、ジャイアントパンダのタンタンがいる。2000年7月に来日したタンタンは高齢（24歳）のため、契約期間満了（当初15年＋延長j5年、2020年7月15日）とともに中国に返還されるはずだった。その後、心臓疾患が判明したため延長が決まり、2023年12月末返還予定で、2022年3月から観覧を中止した。病状を踏まえて2024年12月末まで返還を延長したが、3月31日に28歳（人間だと100歳近く）で病死した。
・新たなパンダの預け入れは決まってない。関西ではパンダが見られるのは、和歌山のアドベンチャーワールドだけになる。
・ふれあい広場には、ヤギ・ヒツジなどが放し飼いされている。1日3回のふれあいタイムに、ウサギやモルモットと触れ合える。
・子供向けのミニ遊園地がある。アニマル観覧車、ドラゴンコースター、メリーゴーランドなど約20種類のアトラクションがある。料金は1回100円～400円。
・園内中央部にある動物科学資料館では、動物の「住む」「食べる」「身を守る」「住む」「育てる」などのテーマに沿って、模型、映像、標本などを使用して解説・紹介している。館内の休息所からはペンギンが広い屋外水槽で泳ぐ様をゆったりと眺められる。
・園内に神戸異人館の一つで重要文化財の旧ハンター住宅（北野から移築）がある。毎年4-5月、10月に館内を公開。その他の月も土日祝等に公開するこがある。
・神戸市市街地では最も知られた桜の名所（桜700本）。もちろん桜を見るためには入園料が必要。ただし例年開催される夜桜通り抜けの3日間の夜は無料で入園できる。
・ゴリラが不在のため、ゴリラ舎 屋外展示場を金曜日を除いて開放している。ゴリラが使っていた擬木やロープなどを間近で観察できる。

・旧ハンター住宅は、三宮北側の北野地区から王子動物園に移築された洋館。神戸異人館を代表する建造物の一つで、重要文化財に指定されている。
・1-2階ともに東側と南側はベランダが巡っている。建設当初は開放されていたが、日本の気候に合わせて窓がはめ込まれたため、居室をとりまく広いサンルームのようになっている。1階は書斎、応接室、食堂、2階は居間、浴室と3ベッドルーム。延床面積546㎡の大型住宅。
・1889年（明治22年）頃、ドイツ人A・グレッピーが現在の神戸外国人倶楽部の場所に建てた木骨れんが造2階建て建造物（1部3階塔屋）。1907年（明治40年）頃、イギリス人E・H・ハンター（1843-1917）が買い取り、北野町3丁目130番地（北野3-15の辺り、萌黄の館の北西50m、ハンター坂の名が残っている）の所有地に移築、自宅として改造した。移築後の土地にはスイス風のトアホテル（Tor Hotel）が建てられたが、1950年に火事で焼失、その後神戸外国人倶楽部となった。こちらもトアロード（Tor Road）に名が残っている。
・ハンターの死後、住宅の所有者は転々としたが、最終的に兵庫県が寄贈を受けて、1963年9月に現在地に移転された。移転前の館には玄関の西側にかわら屋根の和館が接続していた。1995年の阪神大震災で大きな被害を受けたが、1997年に復旧し、公開を再開した。
・内部公開日：春休み～5月末および10月は毎日、6～7、9、11～12、3月は土日祝のみ公開。8月と1～2月は非公開。

・あまり知られていないが、王子動物園は実は広大な王子公園内にある。王子公園は、1950年に開催された日本貿易産業博覧会（神戸博）の王子会場跡地を市立公園としたもので、もう一つの湊川会場跡地も湊川公園となった。王子公園に諏訪山公園（諏訪山動物園）から動物達が移送されて、1951年3月21日に王子動物園が開園した。
・王子動物園と、神戸市立王子スポーツセンターのスポーツ施設が敷地のほとんどを占めている。公園らしい広い芝生広場などはないので、単に公園として利用する人はほとんどいない。ほかに動物園脇の神戸文学館（関学のチャペルだった洋館、入場無料）も公園内に位置している。
・王子スポーツセンターには、王子スタジアム（サッカー・アメフト・陸上競技など）、体育館、柔道場、剣道場、王子プール（50m、25m、幼児用）、王子バレーボール兼テニスコート6面、トレーニングリームに加えてすもう場までが、敷地内に点在している。
・体育館そばに北駐車場57台、南駐車場65台があるので、動物園駐車場が満車の場合は利用するとよい。
・2022年12月に、神戸市は王子公園の再整備基本方針を発表した。施設全体の老朽化への対応と、各施設の連携が取れていない点などを見直して、全面再整備を行うとした。
・下図のように5つのゾーン（動物園・大学・スポーツ・緑の広場・駐車場）に分けて整備を進める。阪急王子公園駅から近いエリアが緑の広場を中心とした開放的な緑地空間となるので公園らしさは増すだろう。従前との最大の違いは公園内に大学のキャンパスを取り込むこと。大学は公募する。またプールと相撲場は廃止となる。中心施設の王子動物園もリニューアルとなる。方針が決まっただけで、まだ計画に至っていない。全体の完成時期は全く不明。