小田急線1日全線フリー乗車券は小田原線、江ノ島線、および多摩線全線が乗り放題となる1日乗車券
項目 | 小田急線1日全線フリー乗車券の説明 |
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発売価格 | 大人2000円 子供1000円 |
発売期間 | 通年 |
利用期間 | 通年 |
有効期間 | 1日 |
内容 | 小田急線全線が1日乗り降り自由 |
チケットの特徴 | ・乗車当日に限り、小田急電鉄線のエリア内乗り放題。 ・特急券(ロマンスカー)は別料金。 ・ロマンスカーなど一部の列車は、箱根登山鉄道の箱根湯本駅まで乗り入れているが、小田原駅から先は別料金になるので注意。逆方向についても代々木上原駅から東京メトロ千代田線に乗り入れている列車もある。 ・1日乗車券としては高額の部類に入るので、事前に利用プランを立てることをお勧めする。 ・2022/3/12から小田急電鉄は「小児IC運賃の全区間一律50円化」をはじめた。子供はICカードの利用で新宿駅~南新宿駅(小児運賃70円)も新宿駅~小田原駅(小児運賃450円)も50円ですむという衝撃的な施策。1日の乗車回数が20回未満なら小田急線1日全線フリー乗車券子供1000円を購入するよりもICカードを利用したほうが割安になった。 |
「小田急のお得なきっぷ」パンフレット | ・小田急各駅で、「小田急のお得なきっぷ」パンフレットを無料配布。切符の種類や内容、沿線観光地について記載したもの。小田急のお得なきっぷは、1日全線フリー乗車券のほか「箱根フリーパス」「江の島・鎌倉フリーパス」「丹沢・大山フリーパス」「小田急東京メトロパス」の全5種類。冊子はA5サイズ11ページ。 |
通年発売に至る経緯 | ・2019/2/28に小田急は、1日全線フリー乗車券を毎年学校休み4期間に発行することを発表した。原則として毎年春休み3/21-4/5、GW4/28-5/6、夏休み7/1-8/31、冬休み12/25-1/10の日程で販売するとした。初回のみ2019/3/21-5/6が発売・利用期間。続いて夏休み7/1-8/31を発売した。 ・季節毎に発売される他社の1日乗車券としては、都営地下鉄季節のワンデーパス、つくばエクスプレス1日乗り放題きっぷ、JR青春18きっぷ、JR西日本の関西1デイパスがある。 ・2019年2月末に小田急線1日全線フリー乗車券の発売がアナウンスされた。小田急の1日乗車券はこれまで通年発売されておらず、2017年夏季の開業90周年記念イベント「リアル宝探しナゾトキ双六『小田急道中謎栗毛』」に対応して小田急線開業90周年記念1日全線フリー乗車券を発行して以来。 ・2019/9/25に小田急運は、2019/10/1から1日全線フリー乗車券を通年発売すると発表した。関東の大手私鉄の1日乗車券の通年発売は、2015年9月1日からの東急ワンデーパス、2016年4月1日からの京王線・井の頭線一日乗車券に次ぐもの。なおJR東日本の1日乗車券としては都区内パスや休日お出かけパスがある。 |
小田急線スタンプラリー~おだきゅうにのって夏をまんきつ編~ | ・2022/6/25-8/31実施。 ・駅スタンプの対象駅は、登戸・読売ランド前・鶴川・海老名・片瀬江ノ島・小田急多摩 センターの6駅。それぞれ川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム・よみうりランド・こどもの国・ ロマンスカーミュージアム・新江ノ島水族館・サンリオピューロランドの最寄駅だが、レジャー施設に入場する条件はない。 ・スタンプラリー用の「思い出台紙」は各駅で無料で配布。 ・対象6駅の駅スタンプを集めて専用フォームから応募すると、抽選で30人に6つのレジャー施設のうち希望の施設の無料招待券※と、小田急オリジナルグッズをプレゼント。 ・大人は1日全線フリー乗車券の利用を、小児は全区間一律(1乗車)50円となるICカードの利用を推奨している(条件ではない)。 |
小田急線駅スタンプラリー~ロマンスカー編~ | ・2021/12/6-2022/2/13実施。 ・駅スタンプにロマンスカーの絵柄が描かれ た9駅(新宿、代々木上原、和泉多摩川、百合ヶ丘、玉川学園前、海老名、本厚木、新松田、富水)を対象にしたスタンプラリー。イベント用の台紙は全線70駅各駅にて無料で配布している。 ・記念台紙に記載された応募フォームに対象全9駅分 の駅スタンプが押された記念台紙の写真を添付して応募すると、抽選で20名の方に小田急電鉄オリジナルグッズ詰め合わせをプレゼント。 ・1日全線フリー乗車券の利用を推奨している(条件ではない)。 |
第3回小田急こども100円乗り放題デーについて | ・2021/10/27-12/5発売、11/27-28(土日)・12/4-5(土日)利用 ・通常子供向けが1000円のところ、「小田急こども100円乗り放題デー」ではなく、「期間限定1日全線乗車券」として4日間限定で発売。大人用は通常価格。 |
第2回小田急こども100円乗り放題デーについて | ・2020/9/3-10/11発売、10/3-4(土日)・10-11(土日)利用 ・夏休みが例年より短くなってしまった子供達向けに小田急線1日全線フリー乗車券(通常価格1000円)を100円で発売。利用日の10/3-4(土日)・10-11(土日)に、小田急線沿線各所で子供向けイベントを実施。 |
第1回小田急こども100円乗り放題デーについて | ・2019/6/1-2(土日)利用、2019/5/1-6/2発売 ・新元号令和を記念して、子供向け小田急線1日全線フリー乗車券(通常価格1000円)を100円で発売するもの。合わせて大人向けも通常価格の2000円で発売する。 |
小田急線について | ・小田急線は、小田原線(新宿~新百合ヶ丘~相模大野~小田原)、江ノ島線(相模大野~片瀬江ノ島)、多摩線(新百合ヶ丘~唐木田)の3路線(他に松田連絡線がある)。 ・小田急電鉄線の初乗り運賃は大人130円。 ・参考までに、小田急線の新宿-小田原間往復は大人1800円、相模大野-片瀬江ノ島間往復は700円。新百合ヶ丘~唐木田間往復は440円。単純に全線1回往復乗車すると計2940円かかる。新宿-小田原間往復だけでは小田急線1日全線フリー乗車券の元が取れない点に注意。 |
沿線スポット(最寄駅) | ・小田急沿線の主要繁華街は、新宿・下北沢・町田・海老名・本厚木・小田原・藤沢・多摩センター。また主要な観光・行楽スポット(最寄駅)は、以下の通り。 ・小田原線では、明治神宮(参宮橋)、代々木公園(代々木八幡)、生田緑地(向ヶ丘遊園)、よみうりランド(読売ランド前からバス)、ららぽーと海老名(海老名)、鶴巻温泉(鶴巻温泉)、小田原城(小田原)など。 ・江ノ島線では、江の島・県立湘南海岸公園・新江ノ島水族館(片瀬江ノ島)など。 ・多摩線では、サンリオピューロランド・ベネッセスタードーム・多摩中央公園・東京都埋蔵文化財センター(小田急多摩センター)など。 |
発売場所 | 小田急線各駅券売機・窓口、小田急トラベル |
公式サイト | 小田急電鉄 |
問合わせ | 03-3481-0066(小田急お客さまセンター) |
注 | 情報は変更されている場合があります。ご利用の際には公式サイト等で確認してください。 |
小田急線1日全線フリー乗車券 利用エリア (出所:小田急電鉄)
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無料・割引優待 |
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